家づくり

【スウェーデンハウスの気密性・断熱性】実際のC値、Q値、Ua値は?

スウェーデンハウスと言えば、気密性・断熱性ですよね。

それが、C値、QUa値という値で示せることを知っていますか?

「マイホームを建てるなら、高気密高断熱の家がいい!」
「それならスウェーデンハウス!」

と決めるのもいいですが、イメージだけに囚われず、しっかりこれらの数値の意味を理解して判断できるようになっておくと、住宅選びで失敗しません


スウェーデンハウスは、これらの数値を記載した書類をオーナーに渡してくれます。(他のHMでもらえるところは少ないみたい。)

しほ
しほ
自信ある感じがステキ♡

自分の家が実際どんな性能なのか知れるっていうのはいいですよね♪

今回は、C値、Q値、Ua値について、実際もらえる書類はどういうものなのかご紹介していきます。

 

Ua値、C値、Q値って何?
実際どんなものをもらえるの?数値はどうだった?
他のハウスメーカーと比較してどうなの?

といった疑問をお持ちの方向けの記事です。

スウェーデンハウスに住んでるけど書類の意味がわからないよという方も、これを知ればより自分の家のことが好きになりますよ♪

マイホーム建築を検討中の方、スウェーデンハウス入居中の方、スウェーデンハウスの高気密高断熱が気になる方はぜひご覧ください。

我が家のC値、Q値、Ua値

入居日にいただいたのは、このような書類です。

3枚つづりのファイルの中に、保証書、C値、Q値Ua値の記載された紙が入っています。

 

我が家の数値は

C値(相当隙間面積) 0.6 ㎠/㎡
Q値(熱損失係数) 1.39 W/㎡・K
Ua値(外皮平均熱貫流率) 0.38 W/㎡・K

 

この値はどうなんでしょうか。
C,Q,UA値の意味や他のハウスメーカーと比較してどうなのか以下にまとめていきます。

C値,Q値,Ua値とは

C値:相当隙間面積

C値(相当隙間面積)は、建物の隙間の大きさを示す数値です。

建物の実質・延床面積1㎡あたりの隙間面積を示したもので、数値が低いほど優れた機密性能と言えます。

簡単に言うとC値が低い家=高気密な家ということになります。

断熱性能が高くても、機密性能が低いとせっかく冷暖房した空気が外へ逃げてしまい、効率が悪くなるばかりか理想的な計画換気も実現できなくなります。

 

ここだけ覚えていればOK

C値:
建物の隙間の大きさがわかる
数値が低いほど優れた機密性能
C値が低い=高気密

Q値:熱損失係数


Q値(熱損失係数)
建物の断熱性能を示す指標です。

Q値とは、建物内外の温度差が1℃の時に、床・外壁・窓・屋根夜間気によって失われる1時間当たりの熱量を延べ床面積で除したものです。

熱損失量が多い程Q値が大きくなるので、数値が小さい程「断熱性能」や「省エネ性能」が高いと言えます

簡単に言うと「どのくらい建物から熱が逃げやすい家なのか」ということになります。

 

ここだけ覚えていればOK

Q値:
建物の断熱性能がわかる
数値が低いほど優れた機密性能
Q値が低い=「断熱性能」「省エネ性能」が高い

Ua値:外皮平均熱貫流率

Ua値外皮平均熱貫流率)は、建物の断熱性能を示す指標です。

建物内外の温度差が1℃の時に、床・外壁・窓・屋根から失われる1時間当たりの熱量を外皮面積で除したものです。

熱損失量が多い程UA値が大きくなるため、数値が小さい程「断熱性能」や「省エネ性能」が高いと言えます。

簡単に言うとどのくらい熱が建物の外げやすい家なのか」ということになります。

Q値と同じですね
ここだけ覚えていればOK

Ua値:
建物の断熱性能がわかる
数値が低いほど優れた機密性能
Ua値が低い=「断熱性能」「省エネ性能」が高い

Q値とUa値のちがいは?

 

Q値、Ua値、この2つの違いは熱損失を「床面積」で割るか、「総外皮表面積」で割るかの違いで、どちらも値が小さくなるほど「断熱性」と「省エネ性能」が良くなること表します。

なんでこんな似た数値があるのかというと、Q値の計算方法だと簡単に良い数値を出すことができるからです。

簡単に言うと、Q値は偽造しやすいということ。

しほ
しほ
延べ床面積の建物で計測すると良い数値が出やすくなるんです

一方Ua値は、建物の形状や面積に左右されず、外皮の断熱性能の平均値を知ることが出来るので、断熱性能を良く見せたり、悪く見せたりすることが難しくなります。

それで、平成25年に改正された省エネ基準からは、Q値ではなく、Ua値を建物の「断熱性能」や「省エネ性能」の指標として使われるようになりました

ここだけ覚えていればOK

Q値だけでは正確な断熱性能がわからない
今はUa値が省エネ基準の指標
Ua値をチェックしよう!

スウェーデンハウスの全棟平均値


(引用:スウェーデンハウスHP)

こちらの記事によるとスウェーデンハウスの全棟平均は

C値  :0.62㎠/㎡

Q値  :1.32W/㎡・K

Ua値:0.42W/㎡・K

2017年のものなので、少し古いですが自分の家と比較してみるのもおもしろいですね。

我が家の数値は

C値(相当隙間面積) 0.6 ㎠/㎡
Q値(熱損失係数) 1.39 W/㎡・K
Ua値(外皮平均熱貫流率) 0.38 W/㎡・K

全棟平均と比較すると大差ありませんでした。

地域による差も大きいので、参考程度に眺めると良いですね♪

他のハウスメーカーとの比較

C値

こちらのサイトによると、18社中9位でした。

驚異の0.2㎠/㎡という会社もあるみたいです!

しほ
しほ
気密性(C値)と断熱性(Ua値)のバランスが大切ですけどね!

ちなみに、よく比較される一条工務店は0.59㎠/㎡でした。

数値だけ見ると一条工務店の方が性能が良いようです!

Ua値

こちらのサイトによると、75社中18位でした。

ちなみに、一条工務店は0.25W/㎡・Kそれも全地域でですって。すごいですね。(HP

スウェーデンハウスは0.42W/㎡・K。数値だけ見ると、ちょっと劣りそうな感じですね!

でも、数値ばかり気にしても仕方ないので、全体感って大事ですよね♪

まとめ|スウェーデンハウスC値、Q値、Ua値

気密性、断熱性を示す数値は、C値、Q値、Ua値があります。

それぞれの意味はC値が気密性、Q値・Ua値が断熱性を表しています。

2017年のスウェーデンハウスの全棟平均はC値:0.62㎠/㎡、Q値1.39W/㎡・K、Ua値0.42W/㎡・K。

他高気密ハウスメーカーと比べると良くもなく悪くも無くという印象でした。

スウェーデンハウスの良さはここだけでないですからね♪

これからマイホーム建てられる方は、これらの数値も参考にしつつ、他の点も比較しながらハウスメーカー選びをされるといいと思います。
»ハウスメーカー選びにおすすめ

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マイホーム住みの方は、一緒にマイホーム生活楽しみましょう♪

以上、【スウェーデンハウスの気密性・断熱性】実際のC値、Q値、Ua値は?でした。

〈最後までお読みいただきありがとうございました☆〉

 

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