スウェーデンハウスといえば【木の窓】ですよね。
この窓の特徴は・木製のサッシ・3層ガラス・高気密構造。その気密性の高さから結露が出ないと言われています。
実際はどうなのか気になりませんか?
結局、日本住宅の窓とどっちがいいの?
重そうだけど使いやすさは大丈夫?
今回は、こういった疑問を持っている方向けの記事になります。
本記事は以下の順に進めていきます。
1.スウェーデンハウス窓の結露
2.日本住宅窓との違い3選
3.スウェーデンハウス窓の使用感
この記事を書いている私は、実際に注文住宅をスウェーデンハウスで建て、現在生活をしています。
スウェーデンハウスのことが気になっている方はぜひご覧ください。
スウェーデンハウス窓の結露事情
本当に結露しない?
結論、我が家は結露していません。
入居数年ですが、すべての窓で結露したことはありません。結露は、室内の暖かい空気がつめたい窓で急激に冷やされ、空気中の水蒸気が水へ変わることで発生します。
スウェーデンハウスは室内が暖かいと有名です。我が家の冬の場合、室内25℃、外気温0℃という状況はよくあります。気温差が25~30℃という日も珍しくありません。そんな気温差がある状況ですが、結露は一度も発生したことがありません。
カビは生える?
結論、カビは生えていません。
カビは気温25~30℃、湿度80%以上、ホコリなどの栄養があると発生しやすいと言われています。ですので、結露が繰り返し起きる場所はカビにとっては快適な環境です。なかでも一番湿気が溜まりやすいお風呂場の窓。そこにはカビが発生しやすいです。
実際の窓がコチラ↓
お恥ずかしい話、我が家はお風呂の窓掃除はほとんどしていません。数回ホコリの拭き掃除をしましたが、そのくらいです。カビにとっては最高の環境のはず。
それでも、カビはまだ発生していませんでした。その他の窓も同様なので、カビは生えにくい窓だと思います。
結露しない理由
スウェーデンハウスは床・壁・天井には高密度の分厚い断熱材、窓には3層ガラス窓を使用し、魔法瓶のようなつくりとなっています。また、気密効果が抜群なスウェーデンハウスに合わせ、効率のよい換気システムを採用しているため結露が発生しにくい空間を作っています。
しかし、換気を怠ったり、室内の温度や湿度を上げすぎたりすると結露を生じる場合があるそうです。また、換気システムの清掃を怠っていると換気不足で結露することもあるそうです。
その点、我が家は換気システムの掃除は定期的に行っているので問題ないと思います。よって、結露やカビが生えずに過ごせているのだと思います。
ですので、定期的にメンテナンスを行えるのであれば基本的に結露の心配はないと思います。
換気システム掃除についてはコチラ
→24時間換気システムは月1掃除が必要?!方法を画像付きでわかりやすく解説|スウェーデンハウス
一般住宅窓との違い3選
窓の大きさの違い
日本住宅の場合、腰高窓の大きさは種類が多く幅180×高90~120㎝が標準です。カーテン既製サイズは幅100㎝×高135㎝のカーテン2枚で幅広く対応可能です。
スウェーデンハウスの場合も窓の種類は豊富です。腰高窓としては108×128㎝の窓や、それと横並び48×128㎝の窓を採用している人が多いのではないでしょうか。(↑写真)
スウェーデンハウスの窓はオリジナルサイズなので、カーテンの既製サイズは合いません。そのためカーテン選びの際はオーダーメイドで受注する必要があります。
網戸の違い
一般住宅の場合、網戸がついているのが標準ですが、スウェーデンハウスの場合標準で網戸は付いていません。オプションで付けることは可能ですが、それなりの費用もかかるので、全窓につけている住宅は多くないと思います。
ですので、一般住宅とは網戸の有無が違います。また、回転窓につく網戸は引き戸用網戸とは違い、窓の内側につくのも特徴です。
網戸について詳しくはコチラ
→【スウェーデンハウス建設費用】網戸追加費用はどのくらいかかる??
サッシの構造の違い
一般住宅の引き窓の場合、上の写真のような網戸と窓のレールがついているものが多いです。
一方、スウェーデンハウスの窓はレールがありません。ゴムパッキンのみの構造となっています。ですので、一般住宅とは全くサッシの形が違います。
レールがないので、水やホコリが溜まることもなく、掃除はとてもしやすいです。
重さは大丈夫?スウェーデンハウスの使用感
スウェーデンハウス窓の重さ
スウェーデンハウスの窓は3層ガラスなので、厚みがあり、一重窓と比べると重いです。また、一般住宅の窓は引き戸が多いと思いますが、スウェーデンハウスはほとんどが回転窓になります。回転窓はハンドルを押し出して開けるため重さを感じやすく、窓を開けるのに力が必要です。
窓の使用方法はコチラ
→スウェーデンハウスの回転窓|開け方を写真で詳しく解説
網戸
上記でもふれましたが、スウェーデンハウスには標準装備で網戸はつきませんが、オプションで網戸をつけることは可能です。
我が家の場合網戸を3カ所付けています。回転窓用のが2つ、引き戸用のプリーツ網戸が1つです。
回転窓用網戸は、窓の内側にあるため、汚れも付きにくく、使い勝手もいいです。
引き戸用プリーツ網戸も普段は収納されているので、汚れも付きにくく使いやすいです。
網戸について詳しくはコチラ
→【スウェーデンハウス建設費用】網戸追加費用はどのくらいかかる??
まとめ:スウェーデンハウス窓は本当に結露しない?
結論、我が家は結露していません。
メンテナンス事情や温度差にも影響されるので、100%結露しないとは言い切れませんが、結露はしにくいと考えていいと思います。我が家の場合はお風呂の窓も含め全ての窓で結露していませんし、カビも生えていません。
スウェーデンハウス窓は、使い勝手の悪いところもありますが、「結露がない」「カビが発生しにくい」「掃除がしやすい」魅力的な窓です。
✔24時間換気システムがあるから窓を開けなくても大丈夫 ✔掃除はラクな方がいい ✔窓は気をつけて開けることができる |
こんな方は、スウェーデンハウスの窓がおすすめです。
以上のことをふまえて、それでもスウェーデンハウスに興味がある人は宿泊体験することをおすすめします。
(引用:スウェーデンハウスHP)
百聞は一見にしかずですから、実際に体験してみるのが一番です!
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以上、スウェーデンハウスの木の窓は本当に結露しない?窓について徹底解説でした。
〈最後までお読みいただきありがとうございました☆〉