スウェーデンハウスといえば、「木製サッシの3層ガラス窓」ですよね!
一般的な住宅の窓とは、開け方、仕様、大きさなど全く違います。
スウェーデンハウス「窓」の特徴
スウェーデンハウスの一番の強みは「気密性・断熱性」です。この強みを実現しているのは、窓のおかげなんです!
というのも、一般的な住宅の熱の多くは窓の開口部から逃げています。木製サッシ3層ガラス窓は、このロスを最小限に抑えられるように作られています!
この窓のおかげで
①音を遮断する
②風雨を遮断する
③結露させない
④実は期は火に強い。防火性能が高い
⑤180°回転する
というとっても魅力的な機能が成り立っています♪
では、生活してみて実際に感じるメリット・デメリットをお伝えしていきます。
スウェーデンハウス木の窓のメリット
防音性が高い
実際住んでみて一番感じるのは防音性の高さです!
ほんとに?と思っていましたが、本当でした!!
例えば
窓を閉めているときは気付かないけど少し窓を開けただけで、裏の犬の鳴き声が聞こえる。
ウッドデッキで旦那たちがBBQしていても、窓を閉めていれば大きな声で話している声も室内ではあまり気にならない。
逆に家の中で少し騒いでいるときに窓を少しでも開けていると実家から「うるさい」と注意されますが、窓を閉めているときは注意されたことがない。
などです!!
外からの声も遮断されますし、中からの音も遮断されると感じます。
全く聞こえないレベルではありませんが、気にならないレベルまでは遮音される印象です!
防災的には難点ですが、生活するには周りの音に左右されないのでとても快適です♪
結露しない
これも本当に、結露しません!
日本は梅雨もあるし、冬も暖房を使うので一般的な住宅では結露対策に困っていると思います。
サッシに雨がたまる、カーテンがカビる、壁がカビる
実家では、とってもこの対策に困っていました。
でも、スウェーデンハウスに住んで1年通して一度も結露しませんでした!
カビとの闘いって地味に大変なので、これから解放されるだけでとても快適です!!
180°窓が回転する
引き戸の窓だと外側を掃除したいときは一度外に出て拭く必要があります。
その点、180°回転すると家の中から簡単に掃除が出来ます♪
実際汚れが付くのは外側が多いので楽に掃除ができるのはとても助かりました!
塗装するときなども便利でした♪
スウェーデンハウス木の窓のデメリット
メンテナンスが必要
スウェーデンハウスの魅力「気密性・断熱性」を維持するためには窓のメンテナンスをすることが必須になってきます。木の性質上、アルミなどに比べて非常に劣化しやすいためです。
そのメンテナンス、結構手間がかかるんです。
「窓枠の外側内側の塗装を行う」だけなんですが、これが意外と大変。全窓やるのに大人2人で1日はかかりました。子供などいたら、もっと時間がかかってしまうと思います。
回転式で窓が大きく開くため転落の恐怖もあります。脚立に上って作業しなければいけないので、バランス能力や体力も必要です。
いったいこの作業をいつまで続けられるのか。おばあちゃんになっても続けられる自信はありませんw
もちろん、頼むこともできますが費用は掛かります。
そしてこのメンテナンス、3,4年のスパンで塗り替えの必要性あるんです。忘れると木の劣化ははやくなるし、「気密性・断熱性」が失われる。
天然の木をふんだんに使うためには仕方ないのだとは思いますが、メンテナンスが必要というのはかなり負担に感じます。
これも住む前は気楽にとらえていましたが、いざやってみると想像以上に大変でした。
操作が難しい
とても魅力的な大きな窓ですが、操作の仕方が少し難しいです。
普通の窓は開けるのにあまり力は必要ありませんが、この窓は回転させるのにある程度力が必要になってきます。コツもいります。
回転させる方法は
1.少し窓を開く
2.ロックを外す
3.思いっきり窓を回す
これだけなんですが、意外とコツをつかまないと難しいんです。
ロックも硬くて開けにくいものがあったり、そこから回転させるのに思った以上に力が必要です!
そして大きく開きすぎるため 転落の危険性があり怖いです!
大人がする分にはまだ問題ないですが、子供ができるようになってしまうと本当に気をつけないと危ないと感じます。
メンテナンスで塗り替えをするときもだいぶ怖く感じました。
操作性に関しては難ありです。
網戸が別売り
スウェーデンでは、窓を開放して風を通す習慣がなく基本的に窓は開けないそうです。
そのため、スウェーデンハウスでは基本的に網戸は付いていません。
日本では窓をあけて換気をするために網戸を使うことがよくあると思います。
その網戸がオプションになってくるので、全窓に取り付けるとかなりの費用がかかってきます。
全窓取り付けが理想ですが、実際我が家は「メインリビングのスライド窓」とそこからの風通りを考えた「もう一つの窓」にしか網戸はつけませんでした。それでもそれなりのお値段がかかりました。
やはり網戸がオプションというのは残念ポイントです。
使い勝手に関しては、窓の内側につく仕様なので汚れにくく使いやすいです。
入居前は、「そんなに開けないから気にならないだろう」と思っていましたが、意外と開けたいと感じることも多かったです。
オプションではなく標準だったら全窓つけてました。
まとめ*スウェーデンハウス窓のメリット・デメリット
今回はスウェーデンハウス窓のデメリットをご紹介しました。
簡単にまとめると以下のようになります。
【メリット】 メリット1 防音性が高い メリット2 結露しない メリット3 180°窓が回転する |
【デメリット】 1.操作が難しい 2.網戸が別売り 3.メンテナンスが必要 |
やはりメリットもあれば、デメリットもありますよ。
今のところ 「素敵な窓で良かった」 という気持ちの方が大きいですが、年齢を重ねて家も老朽化してきたときにどう感じるのかはまだわかりません!
とりあえず、素敵な家をキープできるように生活していきたいと思ってます。
実際住んでみて感じるスウェーデンハウスの窓についてでした。
<最後までお読みいただきありがとうございました☆>