家づくり

【後悔しない外構業者選び】6社の見積もり比較をして学んだコト

新築から2年。ようやく外構工事を行いました。

家づくりで他社比較をしなかったことをとても後悔していたので、今回は気合を入れて6社に見積もり依頼をしました。

実際、6つの業者に現地調査、見積もりをもらうのはかなり手間も時間もかかりました。ですが、その分業者によるちがいを肌で感じることが出来ました。

外構業者ってちがいあるの?
後悔しない業者を選ぶのに大事なポイントは?
比較する業者はどうやって決めればいいの?

と外構業者選びにお悩みの方は、ぜひご覧ください。

外構業者6社比較したメリット

6社比較してみて良かったのは、「さまざまな意見が聞けたこと」です。

6者6様の考え方がありました。

一例をあげると、コンクリートの勾配の作り方。

A社:端まで高さを付けて水を流す
B社:山のようにして左右に水を流す
C社:スリットを入れて間に水を流す

同じコンクリートを打つ作業でも、業者によって方法は異なるようでした。

さまざまな意見を聞いたうえで、何を選択するかを決めれたのは大きかったです。

しほ
しほ
素人はどんな方法があるのかは、全然わからないですからね。

たくさんの意見を聞くためには

1.全く知らない体で話を聞く
2.他の業者からはこう言われたがどう思いますか?と聞く

方法があります。

例)「土間コンクリート工事の水勾配のとり方」
1.この土地の場合、どういう水勾配のとり方が良いですか??
2.他の業者からは山のようにして左右に水を流す方法がいいと言われたんですが、どう思いますか??

このような形で、新しい提案もききつつ、他の業者の考え方は他の人から見るとどうなのかなどチェックすると、より良いものが作れると思います。

聞いた人の数が多いだけ、知識も増えるので、6社話を聞けたことはとても良かったです。

6社比較したデメリット

デメリットは、「時間がかかること」「比較が大変なこと」です。

現地調査から見積もりまで、平均して3週間くらいかかります。

それが6社あったので、ものすごく時間がかかりました。日程調整も大変で、修正など含めて数ヶ月かかりました。

ようやく6社から見積もりが集まってもそれで終わりではありません。それを一つ一つ比較する作業がこれまた大変でした。

見積もりの記載方法が会社ごとに違うからです。

しほ
しほ
すべて同じ項目の記載なら比較しやすいのに…

単価や使う素材などを総合的に判断するのがとても大変でした。

外構業者の比較ポイント

複数の業者から1社を選ぶのに重要なポイントは4つあります。

【工事単価・対応の早さ・提案力・サンプル数】です。

これらについて、詳しく説明します。

工事単価

費用は最重要ポイントです。同じ工事内容であれば、最安値でやってもらいたいですからね。

ですが、費用総額と同様に注目してほしいのは「工事単価」です。総額だけでは、わかりにくい業者比較ができます。

では、我が家を一例に具体的にみてみましょう。

我が家がもらった具体的な見積もり総額です。

A社 250万
B社 160~215万
C社 240~265万
D社 180~210万
E社 170~230万
F社 現地調査後見積もりが送られてこなかった

全く同じ条件ではありません。
現地調査をしてもらうごとに改善点が見つかり、少しずつプランも変更しました。
同じ会社でも、金額に幅があるのは、価格を抑えたプランと希望を盛り込んだプランを作ってもらったためです。

A社、C社が高いですが、その他の業者は似たり寄ったりで違いがわかりません。

次に工事単価の一例を見てみしょう。

例)土間コンクリート工事

A社 8,500
B社 6,000
C社 7,000
D社 6,000
E社 8,000

単位:㎡

駐車場など多くの面積を土間コンクリートにする予定でしたので、単価は1000~2000円程の差ですが、見積もりでは10万以上の差がでてきます。

例②)玄関アプローチ乱形石張り工事

B社 18,000
C社 19,000
D社 19,500
E社 30,000

単位:㎡

これらを見てみると、比較的B社が値段が安く、E社は高いことがわかります。

このように工事ごとに単価比較すると、業者のちがいがよくわかります。

しほ
しほ
他にも白砂利や防草シートなども比較しやすかったです。

すべての単価を比較したいところですが、見積もりに記載されている項目は業者ごとにかなり異なります。ですので明確な差を知ることはとても難しいです。

そういう場合は、土間コンクリートなどわかりやすい項目を抜粋して比較してみてみることがオススメです。

しほ
しほ
会社の規模などで、仕入れ単価が変わる影響もあるようです

業者比較するときは、工事単価を比較しましょう!

対応の早さ

現地調査から見積もりをもらうまでにかかる日数はだいたい1週間~3週間でした。

質問やサンプルが見たいなどの要望は、翌日返信が返ってくるところもあれば、催促のメールをしなければ返ってこないところもありました。

見積もりまでは無料なので、時間が割けないのは十分承知していますが、やはり対応が早い業者の方が信頼できます。要望への対応なども丁寧にしてもらえました

他の工事があり忙しくてすぐに対応できない人気の業者とも捉えられますが、私は対応が早い方が好みでした。

提案力

同じ工事でも、業者により提案してくれる内容が異なりました。

極端な例ですが、1社目の方は水捌けの悪い土地なので「全面コンクリートがおすすめ」と提案されました。

他の業者は、「全面コンクリートにしたら照り返しも強く、使い勝手が悪いのでおすすめしない。〜いうような方法もありますよ。」というような提案をしてくれました。

下調べをしてある程度の希望は言いますが、自分たちでは気づけなかった方法を教えてくれる業者がいいですよね。

複数の業者の方に会うと、外構業者だから全て知ってる!というのは間違いで、各々知っている事柄や正しいと思う方法も違うと知りました。

ですので、少なくとも2社以上現地調査を依頼し、自分にあった提案をしてくれる業者を探すのがオススメです。

サンプル数

例えば、こんな感じの外構にしたいと思っていても、業者によって対応できる素材やカラーが違ってきたりします。

実際、カラーコンクリートを検討したときに「この色しかないのか」となった業者もありました。

希望の外構がある場合は、事前に対応可能なのか、施工例なども確認しておくと良いでしょう。

契約までにかかった期間

6社に見積もりをしてもらい、1社にしぼり契約するまでにかかった期間は、およそ8カ月でした。

その間に私的な用事があったため、間が空いてしまったということがありますが、実際時間がかかりすぎて途中面倒くさくなってしまったというのが、正直なところです。

中だるみせず、最短で決めた場合でも2,3カ月はかかったと思います。

工期が急ぎの場合は、見積もりをとる数を減らしましょう。

しほ
しほ
急ぎだとしても、最低3社は比較するのがオススメです

後悔しない業者の選び方

我が家は、知人の紹介と一括見積サイトからの紹介を利用しました。

知人の紹介もよかったのですが、費用や対応など踏まえて、結局見積もりサイトからの紹介業者で決めました。

「地名+外構」で検索して個人でお願いすることも可能ですが、いい情報ばかりのっているので、いい業者を見極めるのは至難の技ですよね。

私のおすすめは一括見積もりサイト を利用する方法です。

国家基準をクリアした優良企業のみを紹介してくれるので、素人の私たちでも安心してお願いできます。特色のちがった業者を紹介してもらえるのも嬉しいポイントです。

 

我が家がつかったサイトはこちら
一括見積もりサイト 

まとめ|6社の見積もりから学ぶ・後悔しない外構選び

我が家は6社の見積もりをとりましたが、おすすめの数は3社です。労力もかかりすぎず、検討もできる、ちょうどいい数だと思います。

業者の選び方のおすすめは、一括見積もりサイトを利用することです。知人の紹介がある場合や自分で優良な業者を探せる自信のある方は別ですが、あまり外構に詳しくなく、失敗したくない人は優良サイトに絞って紹介してもらうのが一番安心できます。実際、私も後悔ない外構業者を選ぶことができました。

外構は家の顔でもある大事な工事です。後悔ない外構業者選びをするためにも、ぜひ活用してみてください。

≫一括見積もりサイト 

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