今回はスウェーデンハウスの「ヒュースドクトルシステム」についてご紹介します。
スウェーデンハウスのアフターフォロ―は本当に手厚いの?
ヒュースドクトルって何?
どんな内容なの?
今回の記事は、こんな疑問を解決します。
「ヒュースドクトル50」
スウェーデン語でヒュースは「家」、ドクトルは「医者」を表します。ヒュースドクトルとは”住まいの主治医”という意味の造語です。
内容は大きくこの2つに分かれます。
50年目まで検診してもらえるので、アフターフォロ―は手厚いです。しかし、50年点検し保証してもらえるわけではありません。ここは注意してください。
「定期点検」と「定期検診」何が違うの?
保証期間中に全棟に実施するのが「定期点検」。
保証期間が終了した後も、希望におじて検診を実施するのが「定期健診」
大きな違いは、保証有無です。10年間であれば、定期点検等によって保証の対象箇所に不具合が発見された場合、無償で速やかに補修してもらえます。
10年間の定期点検
全7回。保証期間中(1年、2年、10年)に、保証対象部位の基本性能が維持されているか訪問点検してもらえます。

注意すべきは、10年間全てが保証されるわけではないところです。
長期保証と短期保証
保証には10年間の長期保証と1.2年間の短期保証の2種類があります。
長期保証は住宅の「主要構造部」「基本的性能」に関する部分の保証です。

短期保証は住宅の「居住の用に供する部分」についての保証です

住宅の基礎以外の部分については基本的に2年で保証が終わります。
よく起こる不具合は内装や建具の問題だと思いますが、これに関しては2年で保証が終わってしまうんですね。
保証が終わる前に点検してもらうことが重要なので、気になる箇所がある方は24カ月点検までに確認してもらうことが大切です!
50年間の定期検診
合計8回。10年目以降、希望により5年ごと無料検診がうけれます。

保証期間は終了しているので無償で補修は受けられませんが、必要に応じて修理・補修等のアドバイスをもらえるだけでも安心ですね。
保証の対象外
天変地異・自然的事象が起因して発生した不具合
・地震・噴火・洪水・津波など
・植物の根の成長が影響して発生した不具合など
人的事象が起因して発生した不具合
・火災・暴発・暴動などの事故が原因で発生した不具合など
不適切な維持管理にあたる住み方
・「住まいの手引き」に記載する管理方法に反する使用
・3カ月以上長期にわたる留守などが原因での不具合など
・不具合を発見してから3ヶ月以上通知しなかった場合
注意するべきは、3カ月以上放置しない!というところです。点検時に見てもらおうと放置しておくと保証されない場合もあるので、注意が必要です。
ヒュースドクトル50*まとめ
50年間も無料で検診してもらえるスウェーデンハウスはアフターフォロ―が手厚いと思います。
しかし、定期点検中でも全て保証されるわけではないので注意しましょう。
・ヒュースドクトル50には「10年間の定期点検」と「50年間の定期健診」がある。
・保証には「長期保証」と「短期保証」があり、10年間保証されるものは限られる。
・保証期間に不具合を指摘することが大切!
・不具合を発見したら3カ月以上放置しない!
定期的なケアをして、長く快適に暮らせる家にしていきたいですね
*引用:HUS DOKTOR50GUIDE*
〈最後までお読みいただきありがとうございました☆〉